イヤイヤ!帽子対処法-子どもの帽子嫌いどうしてる?-
子どもが帽子をかぶってくれないと悩むママは多い!?
「7カ月の息子が帽子嫌いですぐにとってしまいます。どうしたらかぶってくれますか?」
というお悩み…。
実はご来店くださるお客様からよく聞くお悩みのひとつです。
せっかくかわいい帽子を買ってもかぶってくれなかったら…。
プレゼントしてもかぶらないかなぁ…。
こうしてご購入時に悩まれる方が多くいます。
我が家も1歳前のときはかぶせてはポイ…、かぶせてはポイ…。
しかし様々な方法を試していくうちに帽子を自分から持ってくるようになったり
店舗で売られている帽子を自らかぶってみようとしたり帽子が大好きになりました。
今回は私の実体験から対処法をご紹介していきますね!
なぜ帽子を嫌がるの??
そもそもなぜ子どもは帽子を嫌がるのでしょうか?
子どもは自分の頭がどこにあって、どんな形で…というイメージがしっかりできていません。
そのため見えないところを急に触られると防衛反応でびっくりして嫌がることがあります。
そこにプラスして帽子の重さが気になったり、素材がなんとなく苦手だったり
反射的に不快に感じてしまうのです。
では、どのように克服していけばいいのでしょうか?
1.親がかぶるのをみせる
ママの帽子でもいいし、こどもにかぶせる予定の帽子でもいいので
ママがかぶっている様子、かぶって笑顔な様子をみせると
子どもは「帽子は安全なものなんだ」と認識します。
また、なんでもママの真似をしたいのも子どもの特徴でもあるので
ママがかぶっているから帽子をかぶりたくなるということが自然と起こります。
「帽子をかぶるとママが上機嫌になる」ことは
我が家では効果的でした(笑)
帽子をかぶると踊り出すを一時期ひたすら繰り返していたような…。
2.頭をなでる
「今から帽子をかぶるからね~」と声をかけながら頭をなでてあげてください。
急にかぶるとびっくりして反射的に「とりたい!」となってしまうので
頭をなでて「ここに頭があって、ここに帽子をかぶるんだ」という
意識を集中させることが大切です。
1回なでるだけではなく、何度か繰り返し声をかけながら頭をなでることをおすすめします。
それはその子によって意識が向く回数が異なるからです。
怖さがある子は最低でも4回~5回は繰り返します。
そして帽子をかぶってからも同じようになでてください。
かぶる前とかぶった後で「何かが変わる」ことも敏感に感じ取る子がいます。
3.かぶせるときは正面から!
上記の通り、見えないものを子どもがイメージするのは苦手です。
その上で何が頭にかぶせられたのかわからないのはとっても怖いこと。
必ず「この帽子をかぶろうね」と声をかけてからにしましょう。
くつを履いていたり、上着を着たりなにか他の事をしているときに
帽子をかぶせるとびっくりしてしまうのでやめてください。
4.お出かけ=帽子をルーティンにする
お出かけするときに靴を履くのとセットで帽子をかぶるルーティンを身につけると
帽子をかぶってくれやすくなります。
玄関に帽子の置き場所を作って靴とセットにしておくと意識を向けやすいかもしれません。
ママ:「お外行く人ー?」
子ども:「はーい!」
ママ:「くつ履く人ー?」
子ども:「はーい!」
ママ:「帽子かぶる人ー?」
子ども:「はーい!」
というキャッチボールをルーティン化することで子どもの安心感にもつながりますよ。
5.好きなタイプの帽子を探す
ふんわりかぶるのが好きなのかな?
ぴったりフィットするかんじがすきなのかな?
素材はコットンがよさそうかな?麦わら帽子のような麻タイプかな?
毛布のような柔らかい素材かな?
成長と共に変わってくることもありますが、
どのタイプだと嫌がらずにかぶってくれるのかを探すのもいいでしょう。
ひとつかぶってくれるようになると帽子への抵抗がなくなるので
どのような帽子でも嫌がらずにかぶってくれるようになることもあります。
組み合わせて試してみて!
以上、5つの対処法をご紹介いたしました。
ひとつずつ試すのではなく、組み合わせながら試してみてください。
我が家の娘は4→2→3の流れでスムーズにかぶってくれるようになりましたが
息子はなかなか抵抗が強く娘のようにはいかなかったので
1をしばらくやって「帽子をかぶるとママが面白い人になる」を繰り返しました。
そのイメージがあるからか、今では自分から帽子をかぶると面白い人にかわります(笑)
まぁ…笑顔になればいいか…と思っています(笑)
みなさんもぜひ試してみてくださいね!
関連情報